家族葬全国一律50万円

葬儀が終わると、その後始末をはじめ、あいさつまわり、書類関係の整理など、遺族には、数多くのやるべきことが待っています。ここには、葬儀が終わって初七日まで、これだけはやっておかなければならないというものを列挙しています。もちろん、各家庭の環境によってはいろいろな状況があるでしょうが、さしあたっての基本的なものをご紹介しています。

事務引継

火葬を終え、葬儀が一段落したところで、喪主はその日のうちに世話役から事務の引き継ぎを受けます。世話役から引き継ぐの事務の内容は

  • 会葬者名簿
  • 供物や香典の控え
  • 弔電、弔文の綴り
  • 会計の精算
  • 立替金の返済

などです。また、弔問客について、遺族が気がつかなかった心遣いなども世話役から聞いておき、挨拶回りの際にお礼を述べるようにします。

あいさつ回り

直接あいさつに伺わなければならないところは

  • 葬儀委員長、恩人
  • 社会的地位の高い人にご会葬いただいた場合
  • 葬儀の際、特別にお世話になった方々

それ以外の一般会葬者は、会葬礼状を持ってあいさつをすませます。 葬儀直後の挨拶回りは、なるべく喪服を着用したほうがよいでしょう。 2〜3日してからの場合は地味な平服で挨拶に伺う用にします。

あいさつ回りの言葉

目上の人に対しては
「おいそがしいなかをご会葬くださいまして、本当にありがとうございました。○○様にお別れをしていただきまして、故人もさぞ満足だったことと存じます。」葬儀で世話になった人 には
「昨日はお世話になり、本当にありがとうございました。おかげさまでとどこおりなく葬儀を済ませることができました。」
とあいさつします。あいさつ回りの際は手土産を持っていく必要はありません。

支払い

  • 僧侶や神職、神父、牧師などへの謝礼は、金額に規定がある場合はそれにしたがいます。
  • 「志で結構です」といわれた場合は、寺院や神社などの格式、葬儀を出す家の格式、葬儀の規模などによっても金額が違ってきます。この場合は葬儀社や長老格の人、世話役などに相談して決めるようにしたらよいでしょう。
  • 僧侶や神職などへのお礼は人数に関係なく一括して包みます。(葬儀社にご相談ください)
  • キリスト教の場合は、慣習として教会への献金という形をとりますので、牧師、神父には別に包むこともあります。
  • 寺院や教会を借りた場合は、規定があれば席料として別に包み、とくに規定がない場合は、その分も含めて包むようにすればよいでしょう。
  • 謝礼金は奉書紙、半紙などに包み、弔事用(黒白、銀、黄白など)の水引きを結びきりにするか、市販の不祝儀袋にいれます。
  • 仏式は「御経料」「御布施」
  • 神式は「神撰料」「御礼」
  • キリスト教は「御花料」(教会あて)
  • 神父、牧師個人に対しては「御礼」と書く。
  • 式場を借りたような場合「御席料」「志」などと書きます。
  • 世話役や葬儀を手伝ってくれた方には、葬儀が済んだ夜に食事を出して感謝の心を洗わします。
  • 台所の世話などを手伝ってもらった場合には、忌明けにお礼の品物を持って伺うようにします。ただ、この場合、近所の助け合い、いってみればお互い様なので高価なものは避けるようにしたほうがよいでしょう。
  • 医療費の支払いは、死亡診断書をもらいにいくときか、もしくは葬儀の翌日にすませるようにしたほうがよいでしょう。この時、心付けのようなものは不要ですが、場合によっては菓子程度のものを持参することもあります。医療費の支払いは、白い封筒にいれて持参するのが普通です。
  • 葬儀社からの請求書は、葬儀後2、3日すると届きます。初七日までに支払いを済ませるのが通例です
  • 葬儀の場合の酒店、仕出し店などへの支払いは後払いになることが多いようです。仕出し店などで特に世話になった場合は多少の心付けを渡します。
  • 葬儀にかかわる費用は相続税の控除対象になります。いずれの場合も必ず領収書を受け取るようにしましょう。  

初七日法要

  • 臨終から6日目の晩が逮夜で、宗派によっては逮夜法要を重くみる場合があります。最近では、初七日の法要は逮夜と合わせて、どちらかの日に営むことが多くなっています。
  • 近親者、親族、親しい友人、知人、葬儀の時世話になった人を招きます。
  • 僧侶にお経を上げてもらい、その後に一同に茶菓子や精進料理を供します。(地方によってはこの日を「精進落とし」として生臭物を使った料理でもてなしたりします)。
  • 死亡した日からかぞえて七日目が初七日忌です(関西では死亡した前日から数えます)。死亡した日から数えて七日目というのは、葬儀から3,4日後ということになり、遠方に住む近親者の便宜を図るため葬儀当日の還骨回向の法要の際に併せて行う(付け七日)ことが多くなりました。

◆法要の順序

  1. 故人と関係の深い人から前に座るのが基本ですが、葬儀のときとは違いそれほど厳密にする必要はありません。喪主・遺族・親族・友人・知人の順。
  2. 喪主から順に焼香します。
  3. お斎の席順は、まず僧侶故人と親しかった順に、年齢なども考慮して上座から座るようにするとよいでしょう。 施主は下座です。